国際美術館のシンポジウム
国立国際美術館にて「野生の近代」と題して開館一周年記念のシンポジウムがやってました。

で、館長の建畠さんが学生時代の教授ということもありまして興味本位で参加しました。

丁度いま「モノ派再考」という展示がやってる兼ね合いもあって中原佑介さんの東京ビエンナーレの話とか彼の芸術史観を拝聴したしたり、別の日のシンポジウムでは尾崎信一郎さんのグタイピナコテカについての斬新な考察、針生一郎さんの辛辣な話とか、みなさんの最終討議など聴きました。

途中こっくりこっくりと内容が難解で眠くなりましたが、全体としてなかなか刺激的でした。

会場もなかなか人がたくさん来ていました。まるで美術館の中が知の集会所と化していました。


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尾崎信一郎氏の講義覚え書き
タピエ→アンフォルメル;放棄、(近代美術の切断)
       ↑
       ↓
    具体美術……雑誌「具体」を吉原治良創刊、全世界に発信→グローバルな視野
          図版により「同時性」を獲得

※従来絵画は互いに影響を与える際に地政学的な影響から時間のずれ、タイムラグがあるが、作品の移動性、伝達手段(図版)の「同時性」により具体は歴史の否定生、非歴史性を備えた。


アンフォルメルと具体の緊密な関係(時間的同時影響ではないか)……具体の連中に絵画作品の制作を要請、移動可能な作品を作ることでヨーロッパでアンフォルメルの正当性を、オリエンタリズムを加味した上で示そうとしたのか?(穿った見方をすれば)タピエの戦略!


ダダは破壊……反歴史的だった


逸脱史を書いた千葉さんの質問、それへの応答


具体の初期作品は確かにどこか「絵画らしさ」「絵画を標榜する視線」が感じられる…?

戦後の美術…第二次世界大戦の影は大きく、戦後全く新しい絵画を必要とする物質観が生まれた。

グローバリゼイション、マーケットの重要性


後は千葉さんの独論のため割愛。→(手放しで賛同できる内容ではなかったのです)


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